シンデレラとリリス

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シンデレラとリリス

私たちは、「夢と憧れ」という魔法を使うことが出来る。言い換えればナポレオン・ヒルの言うところの「思考が現実化する」という事だ。


リリスは、パートナーと同等であるという事を願う。愛するからと言って、その人に従属したり、僕の様に生きる事を良しとしない生き方だ。シンデレラは、継母や姉から下女の様な扱いを受けるが、自分はそんな卑しい人間であることを認めない。


リリスは上からの強権によって従えと詰め寄られる。シンデレラも又いじめによって辛い立場に追い込まれている。
そんな時、リリスもシンデレラも「夢と憧れ」を手放さない。


そこで「夢と憧れ」という魔法を使うカギになるのが「勇気」だ。
この魔法を使ったら元には戻れないかもしれないという恐れを飛び越える「勇気」が必要になる。


シンデレラは、舞踏会で王子に見初められる、しかし、時間がきて魔法は解けてしまう。
リリスは、願いが聞き入れられずに、エデンから追放される。


そんな窮地の中でシンデレラにはガラスの靴をきっかけに又、夢をかなえるチャンスがやって来る。
方やリリスは、追い出された外の世界で自分にふさわしいパートナーに出会い子供を産み生活が始まる。

その後、シンデレラの物語の先を勝手に想像すれば、王子の周囲の人間から、身分が低い事をいじめのネタにされるかもしれない。
リリスは、元の主人から悪魔扱いをされている。

だからと言って、元の暮らしの様に、僕の様な暮らしを続けた方が良かったのかと言えばそんな事を望む人はいないだろう。
他人の評価というのは、無責任で残酷だ。

そんな中で勇気をもって「夢と憧れ」の魔法を「勇気」をもって生きた者だけが人生を振り返った時に納得のいく人生だったと言えるのではないだろうか。

ホロスコープにあるリリスというポイントに天体が回ってきたとき、人は大きな決断を迫られる。その決断に恐怖を乗り越え勇気をもって飛び込む時に道は開かれる。


リリスは、シンデレラポイントにもなりうる、さあ勇気をもって舞踏会の扉を開こう。

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この記事を書いた人

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春分の日生まれの:占星家

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