Skyfield 操作マニュアル(全体概要)

Horoscho Chart は、出生データから各種ホロスコープ(チャート)を計算・表示する占星術アプリです。計算には天文計算ライブラリ Skyfield と高精度天体暦を使い、ネイタル(出生図)から二重円・三重円・5重円、時期を見るためのグラフや表まで、ひととおりの作業がこのアプリだけで行えます。

アプリ本体(toolbox.horoschola.jp)は現在、ID・パスワードをお持ちの方のみご利用いただけます。このページでは、アプリでできることと各画面の使い方を公開しています。ご利用を希望される方は当サイトのお問い合わせからご連絡ください。

Skyfield のチャートホイール表示例
ネイタルチャートの表示例

目次

1. はじめに

このアプリでできること

  • 出生データの入力・保存(場所は地名検索で緯度経度を自動取得)
  • ネイタル/二重円/三重円/5重円のチャート表示
  • トランジット・プログレス・ソーラーアーク・シナストリーなどの比較
  • 時期表・赤緯グラフ・ミッドポイント/ハーモニクス・分析グラフ
  • 月別天文暦・ボイドカレンダー、LIFELOG(カルテ・イベント記録)

全体マップ

画面はヘッダー上部のアイコンから移動できます。左から「ホーム → 各チャート(シングル/二重円/三重円/5重円)→ 分析系(分析グラフ・MP/HM・赤緯)→ 暦系(天文暦・時期表・ボイドカレンダー)→ LIFELOG」の順に並んでいます。アイコンにカーソルを合わせると名前が表示されます。

ヘッダーのナビゲーションアイコン
ヘッダーのナビゲーション(左からチャート・分析・暦・LIFELOG)

2. 基本の流れ

はじめて使うときは、次の3ステップで進めます。

ステップ1:データを入力する

ホーム(入力画面)で、名前・生年月日・出生時刻・出生地を入力します。出生地は地名を入力すると候補が出るので、選ぶと緯度経度とタイムゾーンが自動で入ります。入力したデータは保存でき、次回から呼び出せます。

ステップ2:チャートを表示する

データを入れたら、見たいチャートのアイコン(例:シングルチャート)を選びます。ホイール(円形の図)と、惑星の位置やアスペクトの一覧が表示されます。

ステップ3:読み方を調べる

気になる配置をクリックすると、惑星・サイン・ハウス・アスペクトの意味が表示されます。用語が分からないときは、このページ下部の用語ミニ辞典を参照してください。

3. 共通操作(すべての画面で共通)

言語の切り替え

画面右上の言語プルダウンで表示言語を切り替えられます。日本語・English・Español・Italiano・Português・Français・Deutsch の7言語に対応しています。選んだ言語は記憶され、他の画面でも引き継がれます。

テーマの切り替え(ダーク / ライト)

右上の 🌙(ダーク)と 🌤(ライト)で配色を切り替えます。アクセント色(強調色)は「設定」画面で変更できます。

コピー / PDF 出力

多くの画面に、表示内容をクリップボードにコピーするボタンや、PDFとして保存するボタンがあります。結果を他のアプリに貼り付けたり、印刷・保存したいときに使います。

ヘッダーのナビゲーション(アイコンの見方)

上部に並ぶアイコンは、それぞれの画面への入口です。現在開いている画面のアイコンは色が変わって表示されます。区切り線(|)はグループの境目で、左から「チャート」「分析」「暦」「LIFELOG」と分かれています。右端の ? アイコンから、その画面の使い方を開けます。

設定(⚙)

右上の ⚙ 設定 から、タイムゾーン・ハウスシステム・表示する天体・ノード/リリスの種別・アクセント色などをまとめて変更できます。

4. 入力画面(出生データ)

ホーム(入力画面)は、チャートのもとになるデータを登録する画面です。左側がフォーム、右側が地図になっています。

入力画面(フォームと地図)
入力画面:左がフォーム、右が地図

3つのタブ

  • 出生データ … その人の生まれた日時・場所を入れます(基本はここ)。
  • 現在データ … 「今」や任意の時点のデータを入れます。比較(トランジット等)の基準に使います。
  • 場所入力 … 場所だけを検索・指定したいときに使います。

出生データの入れ方

名前を入れ、年・月・日・時・分を選びます。出生時刻が分からないときは 出生時間不明 にチェックを入れます。場所は地名を入力すると候補が出て、選ぶと緯度・経度・タイムゾーンが自動で入ります。右側の地図をクリックして指定することもできます。

ロデン評価(データ信頼度)

出生時刻の確かさを表す指標です。AA(出生証明書など最も確実)から A・B・C・DD・X まで選べます。迷ったら空欄のままでも構いません。データ信頼度 ボタンで各記号の意味を確認できます。

保存とコピー

入力できたら 保存 でカルテとして登録します。次回から呼び出せます。📋 円のみコピー でチャート画像をコピー、📄 円+基本データPDF でPDF保存ができます。📍 現在地を使用 で今いる場所を取り込めます。

5. ネイタル(シングルチャート)

1人の出生図を表示する画面です。左にホイール(円形の図)、中央にデータ表、右に設定パネルがあります。

ネイタルチャート画面
ネイタル画面:ホイール・データ表・設定パネル

6つのタブ

  • 基本 … 天体の位置一覧(サイン・度数・ハウス・赤緯・ドデカテモリ)。最初に開くタブです。
  • アスペクト … 惑星どうしの角度関係の一覧。
  • ハウス順 … 12ハウスの並び順で配置を確認します。
  • サビアン … 各天体のサビアンシンボル。
  • HM … ハーモニクス(HM1〜HM12)の切替表示。
  • 設定 … この画面の表示をカスタマイズします(下記)。

設定タブでできること

「チャートタイプ」「表示・ハウス」「アスペクト」の3グループがあります。ハウスシステムは Placidus・Koch・Whole Sign・Equal・Solar Sign など10種類から選べます。表示する天体やアスペクトの種類・オーブ(許容度数)もここで調整します。

ホイールの見方

円の中に天体記号が配置され、惑星どうしを結ぶ線がアスペクトを表します。気になる配置をクリックすると意味が表示されます。📋 円のみコピー📄 円+基本データPDF で書き出せます。

6. 二重円チャート

2つのチャートを内円・外円に重ねて比較する画面です。トランジットやプログレス、相性(シナストリー)などを見ます。

二重円チャート画面
二重円:内円がネイタル、外円がトランジット等

内円と外円を選ぶ

まず2つのドロップダウンで重ねる対象を決めます。

  • 内円 … ネイタル(出生図)または ミッドポイント。
  • 外円 … トランジット/プログレス/ソーラーアーク/ソーラーリターン/ルナリターン/相性(別人)から選びます。

「相性(別人)」を選んだときは右上の 👤 人物B 設定 で相手のデータを指定します。📅 日時設定 で外円の基準日時を変更できます。

タブの役割

  • 基本 … 内円・外円の天体を並べた対応表。下部にディスポジター(支配の流れ)も表示。
  • 相性 … 2者間のアスペクトの吉凶を確認します。
  • MP … ミッドポイントを「人生の中心/愛情/成功/困難/精神/社会」のカテゴリ別に見ます。
  • 未来予測 … トランジット/プログレスの推移を、基準日・方向(未来/過去)・期間(10日〜1年)を指定して計算します。
  • 未来2-SA … ソーラーアークで5年・10年・20年・人生全体などの推移を表示します。

左下のコントロール

ノード(True/Mean)、リリス(Mean/True/Natural)、アスペクト表示(内円/クロス/外円/なし)、オーブのスライダー、ハウスシステムをここで素早く切り替えられます。

7. 三重円・5重円チャート

二重円をさらに増やし、複数の時点や人物を同時に重ねて見る画面です。操作は二重円とほぼ同じで、日時ステッパー(年/月/日/時/分の増減ボタン)で対象日時を動かします。

三重円チャート画面
三重円:内から出生図・進行・トランジット

5重円チャートは、2人分の出生図・進行・経過を1つのホイールに重ねて比較できる、このアプリならではの画面です。

5重円チャート画面
5重円:外側から T(経過)・P2N2P1N1。2人分の出生図と進行を同時に比較できます。

各リングが表すもの

  • 三重円 … 内円=出生図、中間円=進行(プログレス)、外円=トランジット。
  • 5重円 … 外側から T(トランジット)/P2(人物Bの進行)/N2(人物Bの出生図)/P1(人物Aの進行)/N1(人物Aの出生図)。2人分の出生図と進行を一度に比較できます。

タブ

どちらも「設定/基本/アスペクト/ハウス/サビアン」のタブ構成です。現在時刻 で日時を今に合わせ、📋 円のみコピー📄 円+基本データPDF で書き出せます。

8. 時期表

指定した期間に起こる天文イベントを一覧表にする画面です。

時期表画面
時期表:月相・イングレス・逆行などを色分け表示

操作手順

年・月・期間(1/3/6/12ヶ月)・タイムゾーンを選び、表示 を押すと表が出ます。見たいイベントの種別(月相・イングレス・逆行・ボイド・アスペクト・節気・日月蝕)をチェックで絞り込めます。

表の見方と連携

表は「日付/時刻/種別/内容」で、種別ごとに色分けされます。各行をクリックすると、その瞬間のチャートを表示できます。送り先(シングル/2重円/3重円/5重円)で、クリック時にどの画面で開くかを選べます。CSV で表を書き出せます。

9. 赤緯グラフ

天体の「赤緯」(天の赤道からの南北のずれ)の変化を折れ線グラフで見る画面です。

赤緯グラフ画面
赤緯グラフ:OOB(アウトオブバウンズ)の範囲に背景色

操作手順

表示モード(トランジット/プログレス・SA)・開始日期間を指定して グラフ表示 を押します。📄 PDF出力📋 表をコピー で書き出せます。

トグルと用語

  • OOB背景色 … 赤緯が ±23°26′ を超える「アウトオブバウンズ」の範囲に色を付けます。
  • ±中央0°表示 … 赤緯を南北の符号付き(±)で見るか、絶対値で見るかを切り替えます。
  • P(パラレル)/CP(コントラパラレル) … 赤緯が同じ/南北対称になる関係。右側の一覧で該当時刻を確認できます。

10. MP/HM(ミッドポイント・ハーモニクス)

ミッドポイント(MP)とハーモニクス(HM)を折れ線グラフで見る画面です。

2つのモード

  • MP(ミッドポイント) … 2天体の中点を基準に、他の天体との関係を見ます。
  • HM(ハーモニクス) … 選んだ調波(ハーモニック数)で天体位置を折り返し、細かい角度関係を可視化します。

操作手順

紫の MP / HM ボタンでモードを切り替え、HMのときはハーモニック数を選びます。開始日・期間を指定して表示し、左の凡例で見たい天体をチェックで出し分けます。グラフにカーソルを合わせると詳細が出ます。

11. 分析グラフ

トランジット等の推移をグラフで分析する画面です。

分析グラフ画面
分析グラフ:トランジットの推移を可視化

操作手順

表示モード(トランジット/プログレス/ソーラーアーク)と期間基準ポイントの位置(過去/現在/未来)を選び、グラフ表示 を押します。マイナーアスペクト表示 のトグルで細かいアスペクトを出し入れでき、右の凡例で天体のON/OFFを調整します。データ変更 でネイタルや場所を変えられます。

12. 月別天文暦・ボイドカレンダー

月間グラフィック天文暦

年・月を入れて 計算 を押すと、その月の天体の動きをグラフィックで表示します。横スクロールで全体を見られ、凡例に各天体の色と記号が出ます。

月間グラフィック天文暦
月間グラフィック天文暦

ボイドカレンダー(月間カレンダー)

年・月・タイムゾーンを選んで 表示 を押すと、1ヶ月をカレンダー表で表示します。チェックボックスで ボイド/月相/イングレス/逆行/アスペクト のレイヤーを出し分けられます。🖨 PDF (A4) で印刷、📅 ICS でカレンダーアプリ用に書き出せます。

ボイドカレンダー
ボイドカレンダー:レイヤーの出し分けが可能

13. LIFELOG

人物(カルテ)とその出来事(イベント)を記録・管理する画面です。出生図や時期表と連携します。

LIFELOG画面
LIFELOG:カルテとイベントの管理

カルテの一覧

+ 新しいカルテを作る で出生データを登録します。カテゴリのタブで絞り込み、並び替え(最終更新/名前順/出生日順)で整理できます。カードをクリックすると詳細が開きます。

カルテの詳細とイベント

詳細では、アイコン変更・性別・出生情報の確認ができ、出生図を見る でチャートへ移動します。+ 新しいイベントを作る で出来事を時期表に追加し、各イベントには相手(パートナー)やURLリンク、自由記事を付けられます。日付をクリックするとその時のチャートを表示します。

14. 設定

アプリ全体の表示や計算の既定値をまとめて決める画面です。変更後は下部の 保存 を押すと全画面に反映されます。デフォルトに戻す で初期状態に戻せます。

変更できる項目

  • 表示言語 … 日本語・English・Español・Italiano・Português・Français・Deutsch。
  • デフォルトタイムゾーン … 新規チャート作成時の既定値(例:+09:00 JST)。
  • 使用天体 … 10惑星、ノード(北交点の種別)・リリス(種別)、感受点(ASC・MC・バーテックス)、小惑星・キロンなど。
  • ハウスシステム … Placidus・Koch・Whole Sign ほか。
  • 度数表示 … 度分秒(°′″)か10進数(°)。
  • アスペクト … 主要のみ/全種、アウトオブサインの扱い、接近・離反、起点の位置。
  • カラーモード … ダーク / ライト。
  • アクセントカラー … レッド(既定)・オレンジ・ピンク・グリーン・パープル、またはカスタム色。

15. その他(位置一覧・検証)

位置一覧(positions)は、天体の位置を表形式でまとめて確認するページです。検証(verify)は、計算結果が他の基準(astro.com 等)と一致するかを確かめるための開発・確認用ページです。通常の鑑定では使いませんが、数値を細かく確認したいときに役立ちます。

付録:用語ミニ辞典

占星術の用語・概念を短くまとめました。各画面の操作説明とあわせてご覧ください。

アスペクト

合(コンジャンクション・0°) … 2天体がほぼ同じ位置に重なる関係。両者の働きが混ざり合い、強調されます。

オポジション(180°) … 正反対に位置する関係。対立・緊張や、相手を通して気づく作用を表します。

トライン(120°) … 調和的でスムーズな関係。才能や自然に流れる力を表す吉角です。

スクエア(90°) … 摩擦や課題を表す角度。乗り越えることで成長につながる緊張の角です。

セクスタイル(60°) … 協力的でチャンスを表す角度。働きかければ生かせる穏やかな吉角です。

マイナーアスペクト … セミセクスタイル(30°)・セミスクエア(45°)・セスキコードレート(135°)・クインカンクス(150°)など、補助的な角度の総称です。

オーブ(許容度数) … アスペクトが成立しているとみなす角度のずれの許容範囲。広くするほど多くのアスペクトが拾われます。

アウトオブサイン … 角度上はアスペクトでも、サイン(星座)の組み合わせが本来と異なるもの。離反アスペクトとも呼ばれます。

赤緯

赤緯 … 天体が天の赤道からどれだけ南北に離れているかを表す角度。黄経とは別の「縦方向」の位置です。

パラレル(P) … 2天体が同じ側(ともに北、またはともに南)で、ほぼ同じ赤緯を持つ関係。合に似た作用とされます。

コントラパラレル(CP) … 2天体がほぼ同じ赤緯だが南北が逆の関係。オポジションに似た作用とされます。

OOB(アウトオブバウンズ) … 赤緯が ±23°26′(黄道傾斜角)を超えた状態。その天体が通常の範囲を外れ、突出した働きをするとされます。

ハウスシステム

ホールサイン … アセンダントのあるサイン全体を第1ハウスとし、1サイン=1ハウスとする最古のシステム。高緯度でも安定します。

イコール … アセンダントの度数を起点に、30°ずつ均等に12ハウスへ分割するシステムです。

ソーラーサイン … 太陽のあるサインを第1ハウスとする方式。出生時刻が不明なときに使われます。

ポルフィリー … アングル(ASC・MC)間を黄道上で三等分する、シンプルな分割系システムです。

レギオモンタヌス … 天の赤道を基準に空間を分割する中世由来のシステム。ホラリーでよく使われます。

カンパヌス … 観測地の地平を基準に空間(プライムバーティカル)を均等分割するシステムです。

モリヌス … 天の赤道を均等分割し、アセンダントを起点としない数学的なシステムです。

プラシーダス … 天体が地平・子午線を通過する時間を基準に分割する、現代で最も普及した時間分割系。高緯度では歪みます。

コッホ … 出生地の緯度を重視した時間分割系。プラシーダス同様、高緯度では使いにくくなります。

感受点・アングル

アセンダント(ASC) … 出生の瞬間に東の地平線で昇っていた黄道度数。第1ハウスの始まりで、自我や第一印象を表します。

MC(南中点・天頂) … 出生時に子午線上にあった黄道度数。第10ハウスの始まりで、社会的役割やキャリアを表します。

バーテックス … 黄道とプライムバーティカルが西側で交わる点。運命的な出会いや出来事の感受点とされます。

イーストポイント … 天の赤道が東の地平で交わる点に対応する黄道度数。アセンダントの補助的な感受点です。

パートオブフォーチュン(FoP) … 太陽・月・アセンダントから計算する感受点。幸運や心身の調和の場所を示します。昼夜で計算式が切り替わります。

ノード・小惑星ほか

ノード(真・平均) … 月の軌道と黄道の交点。「真ノード」は実際の揺れを含む値、「平均ノード」は平滑化した値です。

ドラゴンヘッド/テイル(南北ノード) … 北ノード(ヘッド)は伸ばす方向、南ノード(テイル)は手放す・慣れ親しんだ方向を象徴します。

リリス(ブラックムーン) … 月の軌道の遠地点(地球から最も遠い焦点)。抑圧された欲求や本能的なテーマを示します。種別に平均/真/ナチュラルがあります。

キロン … 土星と天王星の間を回る小天体。『傷ついた癒し手』と呼ばれ、傷と癒し・教えのテーマを示します。

四大小惑星(セレス・パラス・ジュノー・ベスタ) … 養育(セレス)・知恵と戦略(パラス)・パートナーシップ(ジュノー)・献身(ベスタ)を象徴する小惑星群です。

技法

トランジット … 現在(または任意の日時)の実際の天体が、出生図に対してどんな角度を作るかを見る技法です。

プログレス(二次進行) … 『出生後1日=1年』として天体を進める象徴的な技法。内面の成長やテーマの推移を見ます。

ソーラーアーク … 出生後の太陽の進んだ角度を、すべての天体に一律に足す技法。大きな出来事の時期を見ます。

シナストリー(相性) … 2人の出生図を重ね、互いの天体間アスペクトから関係性を読む技法です。

コンポジット … 2人の天体の中点から『関係そのものの1枚のチャート』を作る技法です。

ソーラーリターン … 太陽が出生時の位置に戻る瞬間のチャート。その1年の傾向を見ます。

ルナリターン … 月が出生時の位置に戻る瞬間のチャート。その約1か月の傾向を見ます。

ミッドポイント・ハーモニクス

ミッドポイント(中点) … 2天体のちょうど中間の度数。そこに第3の天体が来ると、2天体の力が結びつくとされます。

ハーモニクス … 黄経を整数倍して『折り返す』ことで、特定の周期のアスペクト構造を浮かび上がらせる技法です。

ドデカテモリー … 1サイン(30°)をさらに12分割し、各2.5°に12サインを対応させる古典技法です。

基本用語

黄道経度 … 春分点を0°とし、黄道に沿って測った天体の位置(0〜360°)。チャート上の基本座標です。

逆行 … 地球から見て天体が一時的に逆向きに進んで見える現象。記号Rで示します。

イングレス … 天体が次のサイン(星座)へ移る瞬間のことです。

ボイド(月のボイドタイム) … 月が次のサインへ移るまでに、もう主要アスペクトを作らない時間帯。物事が定まりにくいとされます。

章動 … 地球の自転軸の細かな揺れ。本アプリは黄道傾斜角にこれを含む真の値を用います。

UT1 … 地球の自転に基づく時刻系。本アプリのユリウス日計算はTTではなくUT1を採用しています。

ロデン評価 … 出生時刻の信頼度を示す記号(AA=出生証明書など最も確実〜X=不明)。データの確かさの目安です。

付録:アプリについて(計算方針)

このアプリは、Swiss Ephemeris に依存せず、天文計算ライブラリ Skyfield と JPL の高精度天体暦 DE440(古代日付では長期版 DE441)を用いて占星術計算を行っています。計算の窓口は1つにまとめられ、結果の一貫性を保っています。

計算方針

  • ネイタルの対応年代は DE441 により紀元前3000年〜西暦2200年です。データ入力画面では「紀元」(西暦/紀元前)と「暦法」(自動/ユリウス暦/グレゴリオ暦・先発)を選べます。紀元前は内部で天文学的年番号(紀元前1年=0年)に変換されます。一部の応用機能(進行・小惑星など)は1600年以降が対象です。
  • 古代日付(1600年より前)では、キロン・四大小惑星は計算されません(軌道データの信頼範囲が1600〜2100年のため)。10惑星・ノード・リリス・ハウス・感受点は計算されます。
  • 古代日付(1582-10-15より前)の歳差は、IAU2006 の長期誤差を避けるため Vondrák (2011) 長期歳差モデル(±20万年有効)で計算します。近代日付の計算には影響しません。
  • 古代日付は、UT1とTTの差(ΔT)が本質的に不確実なため、近代ほどの精度は保証されません(この限界はどの計算エンジンにも共通です)。
  • ユリウス日は UT1(地球の自転に基づく時刻系)を使用しています。1582年10月15日より前はユリウス暦として計算します。
  • 精度目標は、近代日付で Swiss Ephemeris / astro.com と 1分以内の一致です。
  • 黄道傾斜角は 章動を含む真の値を用いています。
  • 高緯度(緯度60°以上)では計算が不安定になるため、警告を出してホールサインを推奨します。

計算エンジンは10惑星・真/平均ノード・リリス・キロン・四大小惑星、9種のハウスシステム、各種感受点(バーテックス・イーストポイント・パートオブフォーチュン)に対応しています。

クレジットとオープンソースライセンス

Horoscho Chart は以下のオープンソースソフトウェアを利用しています。

Skyfield

天文計算には
Skyfield
ライブラリを使用しています。ライセンス全文(MIT)は以下のとおりです。
(※ライセンス条文は原文のまま掲載する必要があるため、英語のまま掲載しています)

Copyright © 2013–2018 Brandon Rhodes and available under the MIT license:

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THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS", WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS
OR IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE WARRANTIES OF
MERCHANTABILITY, FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND
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LIABLE FOR ANY CLAIM, DAMAGES OR OTHER LIABILITY, WHETHER IN AN ACTION
OF CONTRACT, TORT OR OTHERWISE, ARISING FROM, OUT OF OR IN CONNECTION
WITH THE SOFTWARE OR THE USE OR OTHER DEALINGS IN THE SOFTWARE.
  

天体暦データ

惑星・月の位置は、NASA ジェット推進研究所(JPL)が公開する
天体暦データ(DE440 / DE441)を用いて計算しています。

商標・独立性について

Horoscho Chart は独立したアプリケーションであり、Skyfield プロジェクト
およびその作者、ならびに NASA / JPL とは、提携・公認・後援などの関係は
一切ありません。「Skyfield」その他すべての名称は、それぞれの権利者に
帰属します。当アプリは、これらのオープンソースソフトウェアおよび一般公開
データを、作者と技術コミュニティへの感謝と敬意をもって利用しています。

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