サビアンオラクル・みずがめ座01度から05度の5度組、61/72 

目次

みずがめ座01度から05度の5度組、解釈

  • 時を超えて残る偉業
  • 雷雨の嵐
  • 軍からの脱走兵
  • インドのヨギ
  • 先祖の委員会

長い時の流れの中で、人は未来に何を残すのか。残っていくものは強制ではなく後につづく人への愛からなのだ。

みずがめ座01度から05度・アストロロジカルマンダラ、より各度数解説

水瓶座 1度・カリフォルニアの古いアドービ(日干し)レンガづくりの在外使臣公館(伝道所)。

[キーノート] 作業をする個人の人生時間をはるかに越えて永続するすべての偉大な人間の作業に本来そなわっている力。

カリフォルニア使節団の公館の建築作業を指導したスペイン人の仕事と精神は、末永く続く影響をこの土地の発展に及ぼした。これらは、この見知らぬ環境に自分たちのしるしを残すことがてきた人々の記念碑として存続している。黄道サインの山羊座、社会政治的なカで始まったのに対して、水瓶座は、そのはじまりで、機能している社会勢力のより霊化し、理想化した、創造的な絵を提示する。さらに、それは、偉大なヴィジョンによって魂を吹き込まれた、人間の達成する事柄の永続的な性格を強調する。少なくとも、私たちの西洋文明の枠組みの中ては、この象徴は、高貴な理想を、美しさと意義のある具体的な形態へと投影することについて語っている。したがって、「文明化する」カの放射能は、原始的は人間たちに、より高次で、より組織化され、生産性の高い活動レベルに到達する機会を提供する制度へと向かう。
これは、61番目の5つ組の最初の段階である。これは「理想の具体化」を私たちに語っている。これはまた、偉大な集合的・文化的な事業の中での、個人の「不死化」をも暗示している。

<プレマ>山羊座において、現実的な物質社会の頂点を完成され、それが終了した後にやって来る水瓶座は、この山羊座の歴史として前時代を認め懐かしんでいるようにも感じる。いきなり否定することからは始まっていない。

水瓶座 2度・予期していなかった(雷雨を伴った)嵐。

[キーノート] 予想されていない危機に、私たちが出逢うことを可能にさせる内的な安心を発達させる必要性。

興味深いつながりが、牡牛座の 1 度と 2 度の「澄み切った山の川の流れ」と、「電的な嵐」そして 270度 離れているこれらの水瓶座の 1 度と 2 度にある(これは、月の周期のような関係の周期の観点から見ると、「ウェイニン・・・。満ち欠けの「欠け」ていくほうのスクウェアである。)。前者(牡牛座)の場合、私たちは、個人の自然な発達に関連するエネルギーや活動を扱っている。たが、ここでは、私たちは主に、社会的な集合的な過程と、それらの中における人の機能に関わっている。象徴それ自体、すなわち「予期していなかった雷雨(と嵐)」は非常に肯定的な意味を無味乾燥な環境に対して与える。たが、「予期されていなかった」ということに強調を置いているということは、この出来事の突然で危険な性質を際立たせている。乾いた丘陵地域での、このような嵐と雷雨は、ひどい洪水を引き起こすことがある。ともかくも、これは、人が準備できないような出来事、人間の作り上げた物を脅かす事柄に言及している。

一つ前の象徴との対照て、第二段階の象徴として見られるのは、このシーンで、自然が、最も永続的あるように見えた人間の努力と建設的な活動を、非永続的なものに減じてしまうという事実を強調しているということである。激しい前で、アドービレンガは泥に戻ってしまうかもしれない。すべての人間の制度と、その達成物は、それが過去どんなに偉大な祝福に満ちたものであっても、洗い流されてしまうかもしれないのだ。「塵であったおまえ、塵になるおまえ」。これは、「自然の挑戦」である。

<プレマ>この度数を天体が通過する時に起こる変革の負の部分が暗示されているように思われる。長い期間をかけて作られたものの崩壊が目の前に突然突き付けられる。だが、絶望的になってはいけない、謙虚に改めて次のステップに進むための清算なのだと捉えてみてはどうだろうか。「天は無条件で与え、無条件で奪っていく」なんと残酷なと思ってはいけない、これは一つの通過点なのだ、嵐は時が来れば静まり又光が差してくる。

水瓶座 3度・海軍からの脱走兵。

[キーノート] 耐えきれなくなった集合的な地位を決定的に拒絶することを通じて、個人の自己実現をはかる。

この象徴は、蠍座 21度の象徴を思い出させる。しかし、ここでは実際の「脱走」が強調され、「海軍」が言及されている事実がある。したがって、ここで象徴されている危機的な状況は、取り消すことのできない「地位」の変化を意味している。人は、地域的な状況と、全体としての宇宙へ向かう。
自分の社会の特別なアプローチから引き出された文化的なパターンの型を受け入れることを拒絶する。そして、この文化のパターンは、別な意味では、人間のあらゆる集合的な無意識(海軍は、原初の無意識の進化のカの象徴である海に関連する)との特別な関係から引き出されたそれである。彼は単に秩序に従うことを拒絶するたけてなく、意図的に集合的な社会的な地立に背を向けて、自ら見捨てられた人間となり、そして彼はこの決断を通じて、自分の記識をはっきりと個人化することになるだろう。
これは、 61 番目の 5つ組の第三段階てある。集合的社会的な価値の何かが、潜在的に破壊されつつある。だが、自然が(ひとつ前の象徴のように)破壊者であるわけではない。人間が、個人が自ら、社会的なパターンと理想の束縛を越えて、踏み出す。したがって彼は、自分の社会的な生得権のはっきりとした否定という手段を通して、すなわち、「非社会化」の決定的な過程によって、「自分自身を発見する」かもしれない。

<プレマ>ここでは軍隊と書かれているが、学校や会社でも今まで自らが所属していた社会からの離脱はとても勇気のいる事だし、後戻りできない事を考えると足がすくむ。だが、それでも損得勘定を超えて内なる魂の叫びに従わずるを得ない、そんな時もある。それは、自分が自分であるための究極の選択かもしれない。

水瓶座 4度・インドのヨギが自らの治癒力を示す。

[キーノート] 心を通じて自然を超越しようとする人間の不調和な心によって混乱させられた自然の均整を保つ、霊的なエネルギーの訓練された使いみち。

これは、文明がコントロールすることのてきない衝動の洗練され、知性化した方法を使うに際して、強制的かつ厳格な生物学的な衝動を越える過程を暗示している。
西洋文明がその戯画化された姿として現在多くの部分を占めているが、真の文明のゴールは、人間という元型から引き継がれた潜在的な可能性を完全に実現するために、大きな霊的な意識の調和を生産する調和的なパターンに自由に参加する、自己動機づけされ、責仼を持つ個人によって構成される人間性の発達である。個人化と文明の過程は、危険に満ちいている。
それは長いあいだ、カルマ的な影にとりつかれている。これは、個人的かつ集合的な脱線と浸透の結果生じたものである。このような結果は、しばしば病気へと導かれる。私たちの惑星をおおっている霊的な力の広大な貯水槽を利用することのできる個人が、自分の同士たるより不幸な人たちをこれらのエネルギーを使って治療すること。これが、その人にとっての、霊的な義務である。

この第四段階の象徴は、肉体的な病気を治療するのに使われる技術だけでなく、その自然な根っこの統合性を失ったもの、そして完全な調和と「聖なる」全体性への同一化の状態に到達していないものに対して「全体性を創造する」ことの技術でもある。聖なる秩序に、対する自己訓課、動機の純粋性、共感、信来が必要とされる。「霊的なエネルギーの集中化」が必要なのである。

<プレマ>科学的説明ができないからと言って、それが効果がないとは言い切れない。もっと時代が進めば証明されることも出てくるだろう。病気に限らず内的にバランスがくるってくると色々な問題を生じる場面がある事を私たちは、経験している。何でそうなるか分からなくても結果オーライという事もある。
サビアンシンボルの5度区切りの4番目の段階は具体的な解決策を暗示する。

水瓶座 5度・若いリーダーの努力を成就させようとする先祖の委員会が見られる。

[キーノート] 個人の危機的な状況での決定事項に力を与えそれを維持する、過去の行為に根づく土台。

人類の過去全体は、個人のどんな努力の背後にも存在する。特に、決定的な決断の状況の時にはそうてある。カリフォルニアの伝道所を建設した祭司たちの努力の背景には、「カトリックに改宗させること」の過去全体が存在している。それはたとえば、「よき知らせ」を地球上のすべての人々にもたらそうとする試みである。あらゆる人は、実際に信じられているよりはるかに、先祖の達成したものの力に依存している。あるいは、彼らの失敗とヴィジョンの欠如によって抑圧されている。これが意味するところは、個人のカの隠れた基礎であり、あるいはその制限された起源を超越することのできない伝統の慣性である。
これは、61 番目の5度組の最後の象徴てある。これは、多くの状況での「先駆者に対する信頼」が、個人の深いルーツの力を叩く偉大さを、志願者に可能とさせる。

<プレマ>水瓶座の初めの5度域では、先人の過去の偉業をたたえている。しかし、その残されたものも我々の理解を超えた力によって崩壊される。逃げ出すしかない状況を経験して、そこからの脱出も又、先人の残した知恵と技術によって脱出する。水瓶座というと天王星が支配星で改革をイメージするが、改革の前に過去の積み上げられた実績を正しく評価して、感謝してそこから改めるべきは改めると進んでいく。

翻訳は、自分用の機械翻訳です。原書をご確認くださいませ。

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