あれ、ChatGPTとかGeminiの話から始まるんじゃないのと思われると思いますが、
まずノートアプリの話からです。なぜかというと。
AI使い始めると、いきなりとんでもなく情報が増えて何がどこにあるのか分からなくなります。
ですからキチッと情報整理する方法から入った方が良いと思います。
後からSmart ComposerというプラグインでAIは組み込みますからご心配なく。(全部無料だよ)
Obsidianは何なの?
Obsidianは、「ローカルのMarkdownファイルで構成されたナレッジベース上で動作する、強力なノート作成・管理ツールです。」
いきなりわけのわからない単語の羅列で面喰いますが。順番に見ていきましょう。
ローカル
というのは、クラウドのように外部にデータを保管するのではなく、自分のPCや携帯アプリ、iPad の中でデータを保存していきます。私はPCで使っていきますが、iPhone、iPadアプリもあります。
ローカルだけでなくクラウドを使いたいという方は有料ですがそれも可能で、「iCloud Drive、Google Drive、Dropbox」などのクラウドストレージサービスと連携できます。
ローカルで使う事でセキュリティーの面でも安心と思います。
Markdownファイル
Markdown記法はプログラム書く人が使ってるものですが、そんなに難しくないですしHPやブログ書いている人にメリット多いと思います。普通のテキスト書くのにちょこっと記号とか使うだけで見栄えが良くなって読みやすいです。Youtube 検索すればいろいろ紹介あります。全部覚える必要もなくて、使いながらすぐ覚えちゃうと思います。
- 特徴:
- 軽量でシンプルな記述形式
- テキストファイルで可読性が高い
- 簡単にHTMLに変換可能
- 利点:
記述が容易で学習コストが低い
様々なプラットフォームで利用可能
* バージョン管理システムとの相性が良い
ナレッジベース
ナレッジベースとは、特定の分野に関する知識や情報を体系的に整理・構造化したデータベースのことです。
アナログ的には講座のレジュメとかHPやブログの内容をプリントしているものをファイルする事をデジタルでやるちゅう訳ですね。
ノート作成・管理ツール
Obsidianは主にテキストデータ(Markdown形式)を扱いますが、画像、音声、動画などのファイルも埋め込むことができます。
という事で、占星術に関する色々な種類の資料をここに一元化していこうという事です。
Notion,やCursorとかはどうなの?
似たようなものにNotion,やCursorとかあるみたいです。一応ちょこっと使ってみましたがこれからやろうとする目的にはObsidianが良いみたいです。
Obsidian
- 特徴:
- ローカルファイルベース: ノートはMarkdown形式でローカルに保存されます。
- 双方向リンク: ノート同士を自由にリンクさせることができ、情報の関連性を可視化できます。
- プラグインによる拡張性: 豊富なプラグインを利用することで、機能を自由に拡張できます。
- カスタマイズ性: 柔軟な設定が可能で、自分好みにカスタマイズできます。
- NotebookLMとの連携:
- 利点: ローカルファイルベースであるため、NotebookLMがノートの内容を読み込むのが容易です。特に、Markdown形式で記述されたノートは、NotebookLMによって解析されやすくなります。
- 連携方法: ObsidianのノートファイルをNotebookLMにインポートし、NotebookLMで分析・要約・質問応答などの処理を行います。
- 注意点: リンク構造を考慮してインポートしないと、NotebookLMが情報の関連性を理解するのが難しくなる可能性があります。
Notion
- 特徴:
- オールインワン: ドキュメント作成、タスク管理、データベース、プロジェクト管理など、ノートアプリの枠を超えた多様な機能を備えています。
- 直感的な操作性: ドラッグ&ドロップによる直感的な操作で、視覚的に情報を整理しやすいです。
- テンプレートの豊富さ: あらかじめ用意された豊富なテンプレートを活用することで、すぐに使い始めることができます。
- 共同編集: リアルタイムでの共同編集が可能です。
- 豊富なカスタマイズ性: 様々なウィジェットや機能を組み合わせて、自分好みにカスタマイズできます。
- 得意な用途:
- チームでの情報共有: プロジェクトの進捗管理、会議の議事録作成、チームWikiの構築など、チームでの共同作業に適しています。
- 日々のタスク管理: ToDoリスト、カレンダー、プロジェクトの進捗状況などを一元管理できます。
- 情報整理: 複雑な情報を整理し、構造化されたドキュメントを作成するのに適しています。
- デメリット:
- オフライン環境での利用に制限: 基本的にオンラインでの利用を想定しており、オフライン環境での利用は限定的です。
- ファイル形式の制限: Notion独自のファイル形式を使用するため、他のアプリとの連携が難しい場合があります。
- 無料プランの制限: 無料プランでは、ページ数やストレージ容量に制限があります。
Cursor
- 特徴:
- AIアシスタント搭載: リアルタイムでAIアシスタントがノート作成をサポートします。
- プロジェクトベース: ノートをプロジェクトごとに整理できます。
- 共同編集: リアルタイムでの共同編集が可能です。
- AIによる自動整理: AIがノートを自動的に整理し、関連情報を提案します。
- NotebookLMとの連携:
- 利点: AIアシスタントがノートの構造化をサポートするため、NotebookLMがより効率的に情報を解析できる可能性があります。AIが提案する関連情報を活用することで、NotebookLMの分析精度を高められます。
- 連携方法: CursorのノートファイルをNotebookLMにインポートし、AIアシスタントのサポートを受けながらNotebookLMで分析・要約・質問応答などの処理を行います。
- 注意点: AIアシスタントの提案が必ずしも正確ではないため、注意が必要です。また、CursorのAI機能に依存しすぎると、NotebookLMの機能を十分に活用できない可能性があります。
Obsidianで何をさせようとしているのか
確認ですが、最終的にやりたいことはホロスコープに書かれたデータから、占星術の色々な手法で分析される内容を短時間にまとめて、それを確認することで、鑑定前の情報の取りこぼしのないようにするためです。
それができていると相談者さんの話を聞くことに集中できるんです。
使う最終的なソフトはNotebookLMというものですが、そこに学んだ情報を集約するためという使い道です。
AIだけでは、人間にある直感とか、人生経験とか、その鑑定師の人間的な部分が無いので、個性が出しにくいです。
これまであった占いプログラムでおしまいではなく人間の鑑定を融合することでよりよい鑑定にしたいという事なんです。
時間かけて3-4時間話したりとかもやったことあるけど、時間、お金、体力と物理的なハードルは高いですね。
短時間に機械的に済ませられる部分はAIに任せてしまおうという事です。
2025/07/27