2026年4月星の動きから

目次

主要なアスペクト

2026年4月は、牡羊座での大規模な惑星の集中(ステリウム)と、天王星の双子座への完全な移行という2つの非常に大きなシフトによって特徴づけられる、極めて強烈でダイナミックな月です。主要なアスペクトとその影響は以下の通りです。

1. 牡羊座でのステリウムと激しいエネルギーの衝突

4月の中旬、特に4月18日の牡羊座の新月の時期には、太陽、月、水星、火星、土星、海王星の6つの惑星がすべて牡羊座に一極集中します。これにより、火のように激しく、爆発的でダイナミックなエネルギーがもたらされます。

  • 火星と土星のコンジャンクション(4月20日にピーク): 今月最大かつ最も過酷なアスペクトです。車のアクセルとブレーキを同時に思い切り踏み込むような、極めて強い内的・外的な摩擦とプレッシャーをもたらします。歴史的には災害や病気、あるいは軍隊の徴兵に関連付けられることが多く、マクロな視点では世界的な紛争や困難が収束するのではなく、さらに激化することを示唆しています。
  • 火星と海王星のコンジャンクション(4月13日にピーク): 「戦場の霧(fog of war)」をもたらします。怒りや攻撃的なエネルギーが高まりますが、状況を正確に把握できず、誤解や思い込みによって関係ない相手を攻撃してしまうなどの混乱が生じやすくなります。また、脆弱な「バブル」に火星が針を突き刺して破裂させるような影響も懸念されます。
  • 水星の合流(4月20日頃): 4月20日には水星も火星と土星に追いつき、コンジャンクションを形成します。これは過去数ヶ月間にわたる水星と火星の5回連続のコンジャンクションの最後を飾るものであり、貿易や物流の阻害、市場の混乱、そして不透明で攻撃的なコミュニケーションや通信の切断などを引き起こす可能性があります。

2. 天王星の双子座への完全移行(4月26日)

4月26日、天王星がついに双子座へと永続的に移行し、今後7年間にわたる大きな変化のサイクルが始まります。

  • 世界的・歴史的影響: 天王星が双子座に入る時期は、過去のアメリカ独立戦争、南北戦争、第二次世界大戦の時期と一致しており、大規模な戦争に巻き込まれる歴史的な転換点となることが予測されています。
  • テクノロジーと自由の刷新: 個人や社会のレベルでは、テクノロジー、交通、言語の分野で予期せぬ急激な変化が起こります。同時に、行き詰まっていた問題に対してこれまで誰も思いつかなかったような新しい解決策やアプローチをもたらし、停滞を打破する力となります。さらに、個人の自由や民主主義といったイデオロギーが強力に刷新されるポジティブな側面も持っています。

3. 緊張を和らげるポジティブなアスペクト

月の大半が過酷なエネルギーに覆われますが、救いとなる配置も存在します。

  • 金星と木星のセクスタイル(4月13日に完了): 牡牛座の金星と蟹座の木星が良好な角度を形成します。火の星座での激しい混乱から少し離れた場所で、「喜びや安らぎ、素晴らしい時間」を味わえる小さな避難所のような領域が生まれます。
  • 太陽と木星のスクエア(4月6日): 木星のサポートにより、最悪の事態の中でも前向きな側面を見出し、状況を改善するための方向性や余裕を見つけることができるでしょう。

影響のまとめ 4月は前半から中旬にかけて圧力が極限まで高まり、限界を超えて力を発揮しなければならないような期間となります。しかし、4月21日頃を過ぎて火星が土星から離れ始め、さらに月末にかけて水星が木星とスクエアを形成し始めると、きつく締め付けられていた万力が少しずつ緩むように、極度の緊張状態からの解放感を得られるでしょう。それでも月末時点ではまだ火の粉がくすぶっているため、新たな体制や変化に適応していく時期へと続いていきます。

抑圧からの解放とサバイバルによる成長 4月21日頃を過ぎて火星が土星から離れ始めると、きつく締め付けられていた万力が1日ごとに緩んでいくように、少しずつ極度の緊張状態からの解放感が得られるようになります。この極端な重圧と理不尽な状況を生き延びた場合、競合他社が淘汰されたり、自分自身の限界を超えられたりすることで、結果的に以前よりも強固な基盤と成長を手にするという側面も持ち合わせています。

2026年4月20日頃にピークを迎える火星と土星のコンジャンクション

2026年4月20日頃にピークを迎える火星と土星のコンジャンクション(合)は、伝統的な占星術で「凶星」とされる2つの惑星が重なることで、個人的な心理面から世界的な地政学に至るまで極めて強い摩擦と重圧をもたらします。具体的な影響は以下の多岐にわたります。

アクセルとブレーキを同時に踏み込むような強烈な負荷 火星(熱く活動的)と土星(冷たく抑制的)の合体は、「車のアクセルとブレーキを同時に床まで思い切り踏み込む」ような極度のストレスと内的摩擦を生み出します。今回は火星の支配権が強い牡羊座で起こるため、エンジンがブレーキの力を上回り、準備不足や障害がある状態でも無理やり前進させられるような強い矛盾を経験します。この強烈な摩擦は、物事の構造そのものに深刻なダメージを与えたり破壊したりする危険性を孕んでいます。

歴史的・マクロ的な影響:紛争の激化、災害、徴兵 世界的なレベルでは、現在進行中の困難や敵対関係が休戦に向かうのではなく、さらに悪化・激化することを暗示しています。歴史的にこのアスペクトは、災害、病気の蔓延(COVID-19パンデミック時の死亡者数急増など)、そして「軍隊の徴兵」や兵役のタイミングと強く結びついています。また、過去(1703年)に牡羊座で火星、土星、海王星が重なった際には、カリブ海の重要な港町ポート・ロイヤルが火災で壊滅しており、島や港湾施設における破壊的な出来事の再来も懸念されています。

地政学的な激動と特定の国家への直接的打撃 この配置はトランプ大統領(米国)とイラン政府の双方のチャートにおいて、「外国」や「外国人」を意味する第9ハウスで起こるため、トランプ政権が中東に地上軍を投入する(ブーツ・オン・ザ・グラウンド)などの海外紛争の拡大が予想されます。また、イランの建国図(1979年)の太陽のほぼ真上でこのコンジャンクションが起こるため、イランにとっては非常に壊滅的で過酷なダメージをもたらすと予測されています。

2026/4/1 0時 天体位置

表示天体サイン度数H赤緯ドデカテモリ
太陽♈︎10°54′3H4.32°♌︎
♍︎23°39′9H1.29°♊︎
水星♓︎13°23′3H-7.68°♌︎
金星♉︎01°10′4H11.45°♉︎
火星♓︎22°49′3H-3.81°♐︎
木星♋︎15°45′7H22.88°♑︎
土星♈︎05°30′3H0.23°♊︎
天王星♉︎28°44′5H19.71°♈︎
海王星♈︎02°11′3H-0.33°♈︎
冥王星♒︎05°12′2H-22.79°♈︎
ASCASC♐︎26°00′1H-23.38°
MCMC♎︎14°57′10H-5.90°
NノードR♓︎08°46′2H-8.28°♊︎
SノードR♍︎08°46′8H8.28°♐︎
リリス♐︎11°17′12H-22.13°♈︎
フォーチュン♋︎13°14′7H22.78°♐︎
Vxバーテックス♌︎08°26′8H18.15°♏︎
キロン♈︎25°41′4H10.27°♒︎
セレス♉︎06°20′4H9.16°♋︎
パラス♓︎21°43′3H0.41°♏︎
ジュノー♒︎00°36′1H-8.90°♒︎
ベスタ♓︎10°14′2H-11.09°♋︎

2026/4/1 0時 サビアンシンボル

記号天体サイン度数サビアンシンボル
太陽♈︎ 牡羊座11度国の支配者
♍︎ 乙女座24度マリアと白い子羊
水星♓︎ 魚座14度キツネの毛皮に包まれた女性
金星♉︎ 牡牛座2度雷雨が、天と森をまばゆく照らし出す
火星♓︎ 魚座23度霊を実体化させる霊媒が降霊会を開いている
木星♋︎ 蟹座16度古代の書を手に、マンダラを前にして学ぶ男
土星♈︎ 牡羊座6度一方の面だけが明るく照らされた四角形
天王星♉︎ 牡牛座29度二人の靴職人が、同じ卓で肩を並べて仕事をしている
海王星♈︎ 牡羊座3度縁取りが祖国を思わせる男の横顔が刻まれているカメオ
冥王星♒︎ 水瓶座6度仮面の人物が、神秘劇で儀式的な行為を演じている
ASCASC♐︎ 射手座27度彫刻家のビジョンが、少しずつ形になっていく
MCMC♎︎ 天秤座15度環状の道
Nノード♓︎ 魚座9度競走が始まり、騎手が馬を全速力で駆り立てている
Sノード♍︎ 乙女座9度未来的な絵を描く表現主義の画家
リリス♐︎ 射手座12度旗が鷲に、鷲が夜明けを告げる雄鶏へと変わる
Vxバーテックス♌︎ 獅子座9度ガラス職人が、息をコントロールして美しい形を作っている
フォーチュン♋︎ 蟹座14度老いた男が、北東の広大で暗い空間を見つめている
セレス♉︎ 牡牛座7度サマリアの女
パラス♓︎ 魚座22度山から新しい法を授けに降りてくる預言者
ジュノー♒︎ 水瓶座1度カリフォルニアの古いアドビ造りの伝道所
ベスタ♓︎ 魚座11度啓示を求め、細い道を進む人々
キロン♈︎ 牡羊座26度身に余る才能に恵まれた男
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この記事を書いた人

40代半ばより占星術を研究しています。途中仕事や子育てと学童の父母活動で進まない時期もありました。HPも一度は閉鎖してやり直している途中です。2022年より占いを専業として活動を再開しています。これからも色々な発表の場で活動したいと思います。

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